シティエクスカーション横浜を実施しました

「シティエクスカーション」とは、横須賀・三浦などの身近な自然や史跡にふれる地域学習「シーサイドウォーク」とは異なり、東京や横浜などの都市部で学習したり、班ごとでの自由行動をするなど本学院の生徒にとっては大冒険となる行事です。　
　
今回は横浜にある「三菱みなとみらい技術館」を見学し、その後自由行動を行いました。　
　
「三菱みなとみらい技術館」では、「ロケットの開発」「発電システム」そして「深海の調査」など、私たちを取り巻く様々な環境について学ぶことができました。　
今回の行事の事前学習では、小惑星探査機「はやぶさ２」の功績や、再生可能エネルギーなどについて学びました。こうした理科の授業との関連性を学ぶことももちろんですが、本学院は不登校経験者が多く、外に出ることが苦手な生徒がほとんどです。そこで、実際に博物館に行くまでの電車の乗換え方や、自由行動での行き先、交通手段など、社会に出ていくために必要な力を身に付けることも目的にしています。　
　
　校外学習当日はおおきなトラブルもなく予定通りに無事終えることができました。三菱みなとみらい技術館では宇宙や深海について、またSDGｓについても展示を通してわかりやすく学ぶことができました。午後の自由行動では事前学習で立てた計画通りに各班様々なスポットを回っていました。山下公園近くでジェラートを食べた班や、コスモワールドでジェットコースターに乗った班、中華街でお土産を買った班と、とても充実した班活動になったと思います。１、２年生に中には緊張して心配そうな生徒もいましたが、３年生の先輩や班長が積極的に助けてくれたり、声をかけてあげたりする場面が多くみられ、非常によかったと思います。　
　
　今回の事後学習は三菱みなとみらい技術館の見学で学んだSDGｓについて考える時間としました。各班で環境問題について話し合い、アイディアを出し合って私たちにできるSDGｓを書き出しました。節電など日常でできることから意識して実践していってほしいと思います。