めぶき祭〜１日目〜

１０年に一度の大寒波が襲うなか、１月３１日、２月１日に総合実習のなかでも一大イベントである「めぶき祭」が開催されました。めぶき祭は２日間にわたり、文化の部としてスピーチコンテストと展示・交流会、体育の部としてスポーツ大会が行われました。今月は、文化の部についてご紹介したいと思います。

　スピーチコンテストでは、校内選考で選ばれた生徒たちが「私の学校生活」というテーマでスピーチの発表を行いました。冬休みが明けてから、放課後に残って原稿の修正や読み方の練習を重ね、当日の発表に臨んでくれました。本校の生徒の多くからは、「人前に立つのが苦手。」「発表の場になると、緊張して普段の力が出せない。」といった声がよくあがります。しかし、日々の授業や総合実習の中で、少しずつ慣れていき、卒業するころには多くの生徒が人前に立って発表ができるようになっています。今回のスピーチコンテストでも、生徒たちが一生懸命練習をして、素晴らしいスピーチを披露してくれました。発表者だけでなく、司会やプログラムの作成、会場設営などの運営も担当生徒が行い、生徒がつくるスピーチコンテストが無事成功しました。

　展示・交流会では、クラブ活動での思い出の写真や総合実習の事後学習で作成した作品が展示され、また各教室では１年間の総合実習についてのクイズ大会が開催されました。チームごとに、今年行われた総合実習振り返りながらクイズに挑戦し、とても楽しい交流会となりました。これも、担当の生徒が事前に教室の飾り付けや、クイズの作成などを行い、全員で協力して当日の運営を成功させることができました。

今後の新型コロナウイルスの感染状況や行動規制も徐々に落ち着いていくことを願い、 ぜひ校外の方々にも参加していただけるめぶき祭も実施できればと思っています。