シティエクスカーション横浜を実施しました
7月にシティエクスカーションという行事が行われました。コロナ禍にあり今年度初めての校外学習です。これは横須賀・三浦などの身近な自然や史跡にふれる地域学習「シーサイドウォーク」とは異なり、東京や横浜など都市部で学習したり、班ごとでの自由行動をしたりと本学院の生徒にとってはかなりの大冒険です。
今回は横浜にある日本新聞博物館に行ってきました。この日のために十分な事前学習の時間を設けて校外学習を行いました。
事前学習では、新聞を通じて各地域や国々の話題や特性を知り、また新聞の構成を学習しました。こうした地歴科の授業との関連性を学ぶことももちろんですが、本学院の生徒は不登校経験者が多いので、実際に博物館に行くまでの切符の買い方や乗換え方、午後の自由行動での行き先や交通手段、地図の見方などＡ地点で解散してＢ地点で時間どおりに集合できるようになど、社会で生きていくうえでの基本的な技術を学ぶことも目的にしています。
校外学習当日はおおきなトラブルもなく予定通りに無事終えることができました。１、２年生には緊張して心配そうな生徒もいましたが、３年生の先輩や班長が積極的に助けてくれたり、声をかけてあげたりする場面が多くみられ、非常によかったと思います。
事後学習として、日本新聞博物館で学んだことを生かし、班ごとで手作りの新聞を構成・編集・制作しました。
自由行動や昼食の時間は残念ながら今回はコロナ感染防止のため中止としましたが校外学習を無事終えることができました。
今回の学習を生かし、国語の授業や総合的な探求の時間の中で情報を収集し、分析して、自分の考えをまとめたり深めたりする力を養っていきたいと思います。
